インクナビ製の互換インクを使い始めてから、約1年が経過しました。

プリントの耐久性は?

今回は、約1年前にプリントした印刷物の、色の劣化状況・耐久性を調べてみました。

結論から言いますと、

普通に保存している分には、劣化はありませんでした。

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テストした互換インクの詳細

プリンターはヒューレットパッカード Offcejet 6500A・互換インクは HP-920です。

インクナビの互換インクは、約1年前から購入しています。

始めて購入した約1年前、純正インクとの品質の違いを比較しました

最初に使用する時に、純正インクと互換インクの品質の違いを比較検証しました。

調査方法

写真や文字を、adobe社Illustratorに配置して、最初にメーカー純正のインクで印刷。

4色とも、純正インクから、互換インクに同時一斉に交換

約一週間後に、互換インクで同じデータを印刷。

紙はスーパーファイングレード紙(富士フィルム製)

プリントした後は、クリアファイルに入れて、本棚で保存してました。

(比較時の詳細記事はこちら→ 互換インクの品質を検証

1年後の耐久性・劣化状況

ファイルから取り出して写真撮影

約1年前にプリントした紙を撮影してみました。

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文字印刷を比較したプリントです。

1年経過しましたが、色の劣化などはありません。

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写真を比較したプリントです。

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純正インクと互換インクの色の差

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若干、マゼンタ系統の発色が違いますが、これは印刷直後から変わらないです。

当時は、印刷したプリントを、スキャナーで読み込んでから、Photoshopに配置して色の差を比較してみました。

拡大して比較すると、マゼンタ系と、イエロー系の発色が若干異なっていました。

色の違いは印刷時から発生していました。

1年前の同じプリントと比較してみます

1年前に印刷したプリントは、スキャナーで読み込んだ後、jpegで保存していました。

今、手元にあるプリント用紙を、同じようにスキャナーで読み込んで、1年前のjpeg画像と比較してみました。

純正インクの場合

純正1nen

左が印刷直後、右が1年後です。劣化は見られません。

互換インクの場合

互換1nen

左が印刷直後、右が1年後です。

純正インク同様に、色の劣化は見られませんでした。

普通に保管する分には問題なし

壁などに貼るなら?

純正インクは、互換インクに比べると、色が劣化しにくく、耐久性があると言われていますので、プリントしたものを部屋の中などで飾ったりする場合は、メーカー純正インクでプリントする事をお勧めします。

普段使いのプリントなら?

日常のちょっとしたプリントや、長期的に保存する必要がないのなら、互換インクでも問題ないでしょう。今回は、1年の期間ですが、まったく劣化が見られませんでした。

(長期的保存の場合、ネットプリントでプリントするのもおススメです)

今後も、保存を続けて、又、定期的にレポートしてみたいと考えています。

今回、テストした互換インクはこちら ▷ インクナビ