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インクジェットプリンターに互換インクを使用して発生したトラブルは、メーカー保証の範囲外となり、プリンターの保証期間中でも有償修理となる事があります。

互換インクを使うと、どんなトラブルが起きるのでしょうか?調べてみました。

互換インクで発生しやすいトラブル

メーカーに修理を依頼するレベルのトラブルとしては、

  • インクノズル内部でのインクの詰まり
  • プリンターヘッドの不具合
  • 廃インクパッドが満タンになりエラー

などが考えられます。

互換インクを使った事を理由に、メーカー側から修理拒否される事は無いようですが、保証期間中でも有償修理になります。

消耗品はキャノン純正品のご使用をお勧めします|キャノン

修理に関する注意事項|エプソン

メーカー修理に頼らず、自分で直す人も

自己責任になりますが、自分で修理する人もいます。インクノズルの詰まりは、インククリーニング液の使用で直る場合もあります。ダメ元でプリンターヘッドを取り外して洗浄したらうまくいったケースもあるようです。廃インクパッドはどうでしょうね〜裏技があるかもしれません。それぞれ、以下のブログが参考になりました。


プリンターメーカーの修理対応状況

有償修理の場合、最低基本料金の設定があります。機種によりますが、最低基本料金はキャノンもエプソンも、7,350円〜となっています。引き取り方法によっては別料金が加算されます。

互換インクを使った事がバレないように、互換インクカートリッジをプリンターから取り外して修理に出す人が居るそうですが、インクノズル内部の乾燥など、更なる不具合の原因になるので、止めておいた方が良いでしょう。

修理に出さないで買い替える

プリンターの修理に一万円、もしくは、それ以上の費用がかかるのなら、新品に買い替えた方が安くすむケースもありますので、悩ましいところです。

わたしの場合、以前ブラザーのファックス複合機の廃インクパッドが満タンになってしまったときは、買い替えました。ヒューレットパッカードのOfficejetを購入しましたが、9千円代だったので、修理に出すより安く済みました。(エコではありませんが・・・)

保証期間中は互換インクを使わない

インクジェットプリンターのメーカー保証期間は大体の機種で一年間です。プリンターを購入後、1年間は純正インクを使用して、保証が過ぎたら互換インクを使う方法もあるでしょう。

保証期間を過ぎたら、故障の原因が何であれ有償修理になります。何回か互換インクで問題なく使えれば、インク代の差額で新品のプリンターが購入出来るでしょう。

計算式

EPSON インクジェット複合機 カラリオ EP-705A 本体価格 9,448円
純正インクと互換インクのインク代差額 2,343円 x 4回 = 9,372円

互換インク会社の保証

互換インクが原因のトラブルが起きた時、互換インク会社の対応はどうなっているのでしょう?

互換インクカートリッジ相当額の返金や交換に応じてくれる会社もありますが、プリンターの修理代金までは保証の対象外となります。

プレジールやインク革命などでは、プリンターの故障が互換インクの使用が原因と証明出来れば、プリンター修理代を保証してくれるそうですが、修理したメーカー側の証明が必要との事で、そのハードルは高そうです。

互換インクは金額が安く魅力ですが、あくまでも使用は自己責任となります。インクカートリッジの個体差やプリンターとの相性の問題もありますので、実際に使ってみないと分からない部分もありますね。対応の良い、信頼出来る互換インクを選びたいところです。

(おわり)

2018年7月・追記「保証付の互換インク」

互換インクメーカーは、互換インクの使用が原因でプリンターが故障した場合は、きちんと保証してくれるところが増えました。

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これなら、安心して互換インクにチャレンジ出来ますね。